浅虫水族館のマグロ、3000匹全滅😭

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(｡-_-｡)

ついに……

ついに、最後の1匹も死んでしまいましたね。。。

クロマグロ 最後の１匹も…／完全養殖の稚魚3000匹が全滅／大分県から８月に提供／浅虫水族館 (東奥日報)

クロマグロの養殖。

それがいかに難しいことか。

大分県から3000匹の稚魚が運ばれてきたニュースの時に、

クロマグロの養殖はかなり難しいとテレビで聞いて、素人ながらになんとなくは分かっているつもりでしたが、、、

水族館の人たちの力をもってしても、全滅してしまった。

別に愚痴るわけではありませんが、ウチのちっこいのを連れて見に行きたいなと思っていたので、残念です。

ちっこいのよりも自分の方が、釣り人として泳いでいるクロマグロを見てみたい気持ちが強かったのもありますが(笑)

未知の領域ともいえるようなクロマグロの養殖に挑み、25.5センチまで成長させた水族館の方々、お疲れ様でした。

またすぐにやる、ということは出来ないとはおもいますが、今度また展示が始まったらクロマグロが小さいうちに見に行って、大きく育ってからもう1回見に行きたいなと思ってます。

クロマグロの養殖について、ニュースを見た時も特段詳しく調べたわけでもなかったので、調べてみました。

養殖は養殖でも、『 完全養殖マグロ』と『 畜養マグロ』に取り組んでいるようです。

※ 完全養殖とは、人工的に受精させて、卵がフカして稚魚になり、成魚にまで育て上げること。

※畜養マグロとは、天然から稚魚を捕獲して育てること。

みたいな感じ、かな、間違ってたらすいません🙇🏻

その完全養殖を2002年に成功させたところがあり、それが近畿大学水産研究所。

近大マグロとして商品化もされ、出荷されているようです。

そこが住民に対して、公開講座を開いたというニュース記事を見つけたので、そこからかいつまんで書くので、お読みいただければと思います。

まず、クロマグロの完全養殖。

これには、成功から16年経っても(2018年の記事です)様々な課題があるということ。

・陸上水槽で、卵から稚魚まで育てる過程での課題

この過程での生き残り率は10％以下。

マダイの60％に比べると遥かに低い数値。

死因としては、水槽の表面張力に引っ張られて動けなくなる『 浮上死』、夜間に動きを止めてしまい、底に沈んでしまって底面と接触して傷つく『 沈降死』を指摘。

それを解決するために、水面張力を無くすために油膜を張ると、今度は赤ちゃんが浮き袋を成長させるために空気を取り込まなくてはならないのに、それが出来なくなってしまい、沈降死してしまうなど、浮上死と沈降死のどちらも解決するのは難しい。

・稚魚を海上のいけすに移してからの課題

クロマグロは他の魚よりも、暗いところでの目の見え方が悪く、いけすのにぶつかる『 衝突死』のリスクがある。

そのため、いけすには周りの環境に影響を与えない程度の照明をつけて対応している。

また、木の枝やプラスチック、発泡スチロール片などの浮遊物を食べてしまう『 誤飲』がある。

これは、マダイやカンパチなどでは見られず、なぜクロマグロだけに起こるのかは解明されていない。

対応策としては、いけすに防除ネットを張っても効果がなく、抜本的な解決策はない。

等々、いろんな困難があるなかで育て上げるという凄いことを成し遂げたんですね。。。

なんか近大、凄いね‼

そしてやっぱり難しいんですね……

このニュース記事を見る前より、ちょっとだけかもだけど養殖の難しさを理解出来た気がします。

今回の養殖から学んだことを活かして、また浅虫水族館でクロマグロが見れることを願っています。

最後までお読み頂きありがとうございます！

毎日夕方16時に更新しているので、ぜひご覧ください🎶

(*´∇`)ﾉ ではでは～

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